Why Parenting Is More Important Than Schools

親の関わりが学校より大切なのはどうして?
Why Parenting Is More Important Than Schools

子どもたちが学校で勉強する期間は、人の一生を通じて見てもごくわずか(米国では15%以下だとか)。そのため、1日の大半を子どもと過ごす親の存在は非常に大切なのです。ですが、子どもの学習をサポートするために高価な道具や機械を揃える必要はありません。親がすべきことは、“話す”ことなのです。

とはいえ、ただ闇雲に話しかければいいというものでもありません。UCLAがおこなったある調査によると、子どもと大人が双方向で話すことで、子どもの言語習得能力は親が一方的に話しかける場合の6倍も向上するという結果が出ています。大人が使った言葉をすぐに自分で使ってみたり、自分の意見を言葉に出して伝える練習にもなります。

また、親が子どもと話すときに数字や数え方、モノのかたちの名前や大きさの表現などを使うことにより、その後の学習能力に差が出るという調査結果もあるのです。

親にとって、学校行事に関わったり、美術館や博物館に子どもを連れて行くことももちろん大切なことですが、子どもの教育にこんなかたちで関わることができるというのは、ちょっと新鮮な発見ではありませんか?

原文著者:アニー・マーフィ・ポール(教育関連書籍執筆者、ジャーナリスト)
原文掲載:『タイム』誌オンライン版「TIME Ideas」(2012年10月24日)
記事原文はこちらから:http://ideas.time.com/2012/10/24/the-single-largest-advantage-parents-can-give-their-kids/

親の関わりが学校より大切なのはどうして?」への1件のフィードバック

  1. rbenglishacademy 投稿作成者

    子どもの教育に親が与える影響が非常に大きいということが、この研究によって明らかになりましたね。しかし英語教育の場合、母国語以外の言語に堪能でなく、異文化にあまり触れたことがない親御さんたちの多くは、どうやって子どもをサポートしたらよいか悩んでしまうでしょう。“長期的視野に立った成長”を目標のひとつに掲げているレインボーブリッジ英語学院では、親御さんの持つ力をお借りすることの大切さを認識したうえで、生徒さんのご両親と積極的にコミュニケーションをはかるよう努めています。お子さんの英語の力を伸ばすためには、まずレッスンのことと宿題について話すことが大事です。お子さんの気持ちを汲みとり、勉強に対して前向きな考え方ができるように導いてあげましょう。

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